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[BOOKデータベースより]
最難関大学に毎年数多くの合格者を送り込み、高度成長期以降、受験界で名を轟かせてきた「男子御三家」。三校とも非常に個性的な教育をおこなうことでも有名だ。中学受験塾の講師として25年以上にわたって指導してきた著者が、エリートたちの真の姿を解き明かす。
序章 個性あふれる男子御三家(男子御三家とは;卒業生たちの母校愛 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 麻布 プライドを持って自由を謳歌する(七〇年近く続く「東大トップ一〇」;卒業アルバムの妙 ほか)
第2章 開成 運動会で結束を強めるエリートたち(三八年連続「東京大学合格者数ナンバーワン」;それまでの「優秀さ」が無効になる瞬間 ほか)
第3章 武蔵 勉強を教えない「真の学び舎」(約一万名の卒業生たちは「我が道」を歩む;武蔵に入学したら ほか)
終章 男子校の潮流(忌避されがちな男子校;大学入試に強い男子校 ほか)
鬼才、秀才、そして変人……。麻布、開成、武蔵の謎に迫る!
麻布、開成、武蔵は、東大をはじめとする最難関大学に毎年数多くの合格者を送り込み、高度成長時代以降、受験界では「男子御三家」としてその名を轟かせてきた。三校とも非常に個性的な教育をおこなうことでも有名だ。
著者は中学受験塾講師として25年以上にわたって指導を重ね、数多くの教え子を男子御三家に送り込んできた。今回、著者の教え子をはじめ数十人の男子御三家卒業生が取材に協力してくれたが、その一端を読むだけで各校の雰囲気が伝わってくる。
「麻布の学校生活……。人生であんな楽しかったことも逆につらかったこともない。ぼくは麻布で人生を終えるべきだったといまだに思っています。だから、いまは『余生』を過ごしているわけです。それこそ三島由紀夫が『本当は戦中で死ぬべきだったのに、生きてしまっている』、そんなふうに語ったことがあるみたいですが、同じメンタリティですね」(麻布出身の大学生)
「開成に入ったらただ単に『勉強ができる』というより『こんなに頭のいいヤツがゴロゴロしているんだ』って衝撃を受けました。東大法学部に入ったときも、東大の大学院に進んだときも、開成に入ったときのような衝撃は全く感じられなかった」(開成出身の大学准教授)
「これから先も武蔵のいいところはそのまま残してほしいです。延命させるために学校の教育方針を変えるならば、最終的には衰退して潰れてしまっても構わないと思う」(武蔵出身の大学准教授)
本書では、各校が求める生徒像、6年間の学園生活の詳細、さらには男子校ならではのぶっちゃけトークも炸裂。
受験期のお子さんを抱えている家庭だけでなく、男子御三家OB、「教育とは何か?」を考える全ての人にアピールする好著である。