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[BOOKデータベースより]
今日、世界中で「愛国」=パトリオティズムが復活を遂げている。しかし、愛国ほど政治的に利用されやすく、胡散臭さのつきまとう概念はない。キケロ、アウグスティヌス、ヴェイユ、マッキンタイア、ヴィローリ、ハーバーマス、ミュラー、福沢諭吉、清水幾太郎など、欧米と日本の多様な愛国論を批判的に検討し、愛国の歴史的・哲学的な構造を解明。国家への偶像崇拝の論理を暴く。
序章 愛国という問題
[日販商品データベースより]第1章 愛国の系譜
第2章 愛国の対象
第3章 愛国的であるということ
第4章 愛国的である理由
第5章 愛国的ではないということ
終章 愛国の彼方へ
国家が「愛国」の対象となったのは歴史的偶然にすぎず、人は国を愛さないこともできる。愛の対象の実相を追って、キケロ、アウグスティヌス、ヴェイユ、ミュラー、福沢諭吉、清水幾太郎など古典古代から現代までの多様な愛国論を渉猟し、愛国の構造を追究した野心作。無自覚な国家信仰を掘り崩すために。