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- にちにちらんらん
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784592762508
[日販商品データベースより]
『はらぺこあおむし』をオマージュして作り上げたしかけ絵本が登場!ひとりの人間の成長を、やさしいまなざしで描いた一冊。
2019年7月刊
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覚えてはいないけれど、いつかの過去に、ぼくらは生まれた。うきうき、ワクワクするような日もあれば、なんだか浮かない日もあって――そうして愛を受け、おおきく育ったぼくらはやがて、受け取ったものをつぎの命へ。ファーストブックにもぴったりの赤ちゃんも夢中になれる作品から、はたまた大人もびっくりのゾゾッと怖ーい絵本まで——強烈な個性をはなつ作風を、様々なジャンルで惜しみなく発揮する大人気絵本ユニット、tupera tuperaの新作です!カラフルで、コントラストもはっきりしたイラスト。使われている言葉もシンプルで、歌うようにリズミカル。そう、一見しては赤ちゃん向けの絵本です。ところがそのテーマは——ひかりかがやく人生賛歌!?タイトルの「にちにちらんらん」は造語で、「光り輝く(らんらん)日々(にちにち)」という意味だそう。さんさんと照る太陽のおだやかな笑顔が表紙の本作は、ページの中央には穴が空いていて、ページをめくっても、その表情だけが変わらずすべての場面でほほえんでいます。描かれるのは、ひとりの赤ちゃんが生まれ、あらたな出会いをかさねながら自らの人生を生きる姿。「おいでおいで よちよち」「もやもや ざわざわ」「わくわく どこへどこへ」そんな、語りかけているとも、オノマトペともつかない言葉たちだけが、赤ちゃんの成長に添えられています。0歳、1歳のお子さんでもたのしんで読むことのできる作品ですが、読み聞かせをしていたら、お母さんお父さんのほうがじんわり泣いてしまいそう……最後のページを目にして、『にちにちらんらん』というタイトルの本当の意味を知ったとき、思いもよらない感動に胸を打たれるはず。あらたに家族の増えた家庭におすすめしたい、いとおしい作品です。
(小説家 堀井拓馬)
素晴らしい穴あき絵本です。
子どもは太陽なのです。
表紙からのぞき見える笑顔が、太陽から始まり次第に成長していきます。
赤ん坊から大人になるまで、その笑顔が変わらずに育っていくことを、こんなに解りやすく表現できることが素晴らしいと思いました。
そしてその笑顔は次世代に引き継がれます。
こんな絵本を赤ちゃんと親で共有できたら、本当にしあわせだと思います。
裏表紙はお月さまで、おやすみなさい。
おやすみ絵本としても、ピッタリですね。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】