- 5Gビジネス
-
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
亀井卓也- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784532114077
[BOOKデータベースより]
本書は、話題の5G(第5世代移動通信システム)について、そのしくみから生活やビジネスにあたえるインパクトまでをわかりやすく解説しました。先端テクノロジーに強い野村総合研究所のコンサルタントが執筆。国内外の最新情報を盛り込んでいます。4Gから5Gへの変化は、「スマホが便利になる」だけにとどまりません。本書では、コンテンツ業界をはじめ、モビリティ、キャッシュレス決済、製造現場、医療、エネルギー産業など、5Gが広げるビジネスの可能性についてくわしく見ていきます。通信やテクノロジーの専門用語は極力かみくだいて説明しています。ICTやシステム担当者はもちろん、経営層や一般のビジネスパーソンも押さえておきたい1冊です。
プロローグ 202×年、ある日の風景
第1章 5Gが話題になる理由(移動通信システムは、こう変わった;5Gを支える技術革新 ほか)
第2章 5Gが変える生活(スマートフォンの革新;エンターテインメントに新たな体験をもたらす ほか)
第3章 ビジネスをどう変えるのか(5Gが業界・産業に与えるインパクト;エネルギー・ユーティリティ産業の革新 ほか)
第4章 5Gがもたらすリスク(「高すぎる期待」が失望に変わる危険性;プライバシー情報を抱えるリスク ほか)
第5章 5G時代にわれわれは何をすべきか(主役の交代;基本となるアーキテクチャ ほか)
単に「速くなる」だけではない!
5Gが変えるビジネスの未来をコンパクトに解説!
◎本書の内容
2020年の東京オリンピック開催にあわせ、
日本でも本格的に次世代通信規格(5G)の商用化が始まる。
これまでより「高速・大容量」となるだけではなく、
「多数同時接続」「低遅延・高信頼性」という新たな特徴が備わることになる。
4Gと比較すると、通信速度は100倍、通信容量は1000倍、同時接続端末数は100倍、遅延は10分の1と、
大きな通信機能・性能の向上が見込まれている。
3Gから4Gに変わったときにスマートフォンが一気に普及して人々の消費行動を変えたように、
5Gへの進化に伴い、ビジネスチャンスが大きく広がることが期待されている。
本書は、5Gの特徴と、どのような変化が起こるのかを、
野村総研のコンサルタントがわかりやすく解説する。
◎本書で解説する5Gの影響
・360度VR/ARなどのコンテンツ配信がスムーズに。
エンタメはもちろん、これまでとはちがう広告・購買体験を提供することができる
・高精細カメラと組み合わせることで、建設機械の遠隔操作や、
遠隔診療サービスが現実のものに
・自動運転車への情報提供、製造現場でのIoTセンサーからの情報収集のためには、
同時多接続ができる5Gが欠かせない
・ウェアラブル端末にあらゆる情報が送れるようになり、スマホすら不要になる可能性も
・4K・8Kの監視カメラと組み合わせることで、指紋・眼紋などの生態情報が
比較的遠くからでも取得できてしまう。プライバシー問題はさらに深刻に
・地方都市まで基地局が行き渡るのか。地域間格差が広がる可能性
・米中貿易戦争が普及へ深刻な陰を落とす危険性も
――プラス・マイナス双方の影響について、コンパクトにまとめる
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。