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- 生命の歴史は繰り返すのか?
-
進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む
Improbable Destinies:Fate,Chance,and the Future of Evolution- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784759820072
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[BOOKデータベースより]
ヒトを含め、いま存在する動植物は、必然的に生まれたのか、それともたまたま運良く進化しただけなのか?地球の生命史における最大のミステリーを実験で解決しようと奮闘する研究者たちによって、グッピーやショウジョウバエ、細菌、シカネズミ、そして著者自身のアノールトカゲの実験を通して、生命テープのリプレイがおこなわれた。はたして、進化生物学における最新のブレイクスルーで、科学界屈指の大論争は解決できるのか。
グッド・ダイナソー
[日販商品データベースより]第1部 自然界のドッペルゲンガー(進化のデジャヴ;繰り返される適応放散;進化の特異点)
第2部 野生下での実験(進化は意外と速く起こる;色とりどりのトリニダード;島に取り残されたトカゲ;堆肥から先端科学へ;プールと砂場で進化を追う)
第3部 顕微鏡下の進化(生命テープをリプレイする;フラスコの中のブレイクスルー;ちょっとした変更と酔っぱらったショウジョウバエ;ヒトという環境、ヒトがつくる環境)
運命と偶然:ヒトの誕生は不可避だったのか?
ジョナサン・ロソスは,進化生物学における最新のブレイクスルーが,いまなお続く科学界屈指の大論争にもたらした新たな知見を明らかにする.世界各地を訪れ,地球の生命史における最大のミステリーを,進化実験で解決しようと奮闘する研究者たちに出会う.ロソス自身も,このエキサイティングな新分野のリーダーのひとりだ.グッピー,ショウジョウバエ,細菌,キツネ,シカネズミ,そして彼自身のカリブの島じまのアノールトカゲの実験を通して,生命のテープのリプレイがおこなわれた.
本書は,進化についての考え方や,議論のあり方を一変させるだろう.自然淘汰と進化的変化に関するロソスの洞察は,生態系の保護,食料供給の安定,有害なウイルスや細菌との闘いに,広く応用できる.臨場感たっぷりに描かれた,この進化をめぐる物語は,わたしたち人類について,そして自然界や宇宙における人類の役割について,新たな理解をもたらす.
★《フォーブス》誌2017年度生物学書の名作
★これまで広く一般向けに書かれたすべての進化生物学に関する本のなかで,本書は傑出した作品だ.壮大な地球の生命史,人類の存在の本質的な危うさ,地球外生命体の存在確率といったテーマを,これほど綿密に,わくわくするような筆致で描き出せるのは,科学者としてもナチュラリストとしても卓越した筆者ならではだ.──エドワード・O・ウィルソン(ハーバード大学名誉教授)
★「ときどき素晴らしい本が出版され,わたしたちが進化について理解していることを再考するのに役立つ.本書は魅惑的で,強烈で,やめられない.まさに,そういう本だ.生き生きとした筆致と思慮深く挑発的な洞察力を備えたロソスの進化論研究は,エドワード・O・ウィルソンの『人類はどこから来て,どこへ行くのか』(化学同人)とスティーヴン・J・グールドの『ワンダフル・ライフ』(早川書房)と並んで読む価値がある.」──BookPage