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- パリの憂愁
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小散文詩
思潮社
シャルル・ボードレール 山田兼士
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784783727798
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[BOOKデータベースより]
現代詩を切り拓いた名著、待望の新訳。都市の喧騒と群衆をモチーフに、現代的で柔軟なミニマル・アートとして、散文詩という領域を拓いたボードレール。詩のみならず数多の文学作品に多大な影響を与えたこの「現代文学の決定的発端」が、最新の研究成果を踏まえた平明な訳と解説により、詩的現在のその先に蘇る。
アルセーヌ・ウセーに(序文)
[日販商品データベースより]異邦人
老婆の絶望
芸術家の“告白の祈り”
剽軽者
二重の部屋
それぞれがキマイラを
道化とヴィーナス
犬と香水壜
不都合なガラス売り〔ほか〕
私は、泥まみれの犬を歌う、貧しい犬、宿なしの犬、うろつく犬、道化の犬、つまり、貧民やジプシーや大道芸人の本能のように、かくも善良で知能の真の守り神でもある、必要、というものによって、みごとに研ぎすまされた本能をもつ、そんな犬を歌うのだ!
(「50善良な犬たち」)
現代詩を切り拓いた名著、待望の新訳
「「現代詩の発端」と呼ばれることもあるボードレールの散文詩集ですが、その影響は詩にとどまるものではありませんでした。(。。。)「現代詩の決定的発端」は「現代文学の決定的発端」でもあったわけです」(「はじめに」)。
散文詩を拓いた19世紀文学の精華が、最新の研究と平明な訳で詩的現在のその先に蘇る。
装幀=山田聖士