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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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★プロ書店員レビュー★
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小さなエピソードから成る、大きな小説。
映画監督が深夜枠で作るテレビドラマにありそうな、小さなエピソードを少しコミカルに仕立てながら淡々と紡いでいくスタイル。ちょっとおかしなことも、まあこの世界においてはありそうだと思わせる独特の空気感。著者初めての長篇とのことだが、短篇のときより読みやすいようにも感じた。配慮があってのことだろう。そして、小さなエピソードを次々とつなぎ合わせていくと、読み始めには想像もしないような広がりをもった、大きな小説だということが見えてくる。それはそうなのだ。世界は広いが、ひとつひとつは小さなエピソードから成っている。個人的なことへの接写から、急にカメラを引いて俯瞰。視界が広がった瞬間に、ユリイカ!と叫びたくなる、そんな小説。
レビュアー:野上由人 / リブロ / 男性 / 40代
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[BOOKデータベースより]
風呂トイレつき、駅から5分で家賃3万円。古アパート・かたばみ荘では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して…。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。注目の芥川賞作家、初めての長篇小説。
[日販商品データベースより]思い出すことで、見出され、つながっていくもの。注目の芥川賞作家、初めての長篇小説。風呂トイレつき、駅から徒歩5分で家賃3万円。古アパート「かたばみ荘」では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して……。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。
思い出すことで、見出され、つながっていくもの。
注目の芥川賞作家、初めての長篇小説。
風呂トイレつき、駅から徒歩5分で家賃3万円。古アパート「かたばみ荘」では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して……。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。