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[BOOKデータベースより]
序章 本書の問題意識とドイツの政治体制
[日販商品データベースより]第1章 原発建設はなぜ全て止まったのか 1955〜1982年
第2章 高速増殖炉はなぜ稼働できなかったのか 1966〜1991年
第3章 労働組合はなぜ脱原発に転換したのか 1976〜1990年
第4章 核燃料工場と脱原発政権の誕生 1960〜1995年
第5章 脱原発はどのようにして法律になったのか 1986〜2016年
終章 民主政治のシステムの変化と脱原発
福島第一原発事故からまもなく、ドイツは原発の段階的廃止を決めた。いったん確立した原子力産業から撤退を決意するまでの政治過程をたどりながら、ドイツの民主政治の特徴を明らかにする。労働組合、環境団体、緑の党、メディアなどの組織や市民の活動は、連邦や州の政治にいかなる影響を与え、その結論を導いたのだろうか。小熊英二氏推薦!