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[BOOKデータベースより]
「相手がいる」「語りかける」人間研究へ。発達研究の二人称的転回を説く佐伯胖のプリンストン大講演に共感し揺り動かされた言語教育、発達・認知科学、人類学の研究者たちが、科学の言語、教室の言語が排除してきた可能性にいま向きあう。
ことばで人にかかわろうとするみなさんに伝えたいこと ことばとは?ことばの教育とは?
[日販商品データベースより]1部 かかわることば、かかわらない言葉(人間の発達をかきなおす かかわることば、かかわらない言葉)
2部 ことば(を使う)とは、どういうことか?(かかわりからはじまるこどものことば、アートのことば 絵の中で豊かにしゃべり始めた子どもの「ことば」;言語だけでなく色・かたち・デザインも語る 文字や表記システムと社会的実践としてかかわる;ことばでエスノグラフィーを書くこと、自己を振り返ること 越境する「私たち」と教育のフィールドワーク―対話的オートエスノグラフィーの試み)
3部 ことばの教育(教師が生徒一人ひとりに向き合うことばを考える 授業を演劇化する「教える技術」―英語教育者は学習者とどう向き合うのか;ことばで出会う、ことばで変わる 社会・コミュニティ参加をめざすことばの教育;排除のことばを越えることばをもとめて 言語・文化・アイデンティティの壁を越えて―ともに生きる社会のための対話環境づくりへ)
そのひとにかかわり,応えようとする人のいない所に,学習も発達もない.佐伯胖のプリンストン大講演に応答した8人の研究者が,言語教育,幼児教育,認知科学,人類学などにおける「参加する・排除しない」研究・教育実践のありかたを語り合う.若い世代に知ってほしい「これからのことば観」.