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[BOOKデータベースより]
阿武隈で帰農生活を送っていた宇宙飛行士は、原発事故のために農地を捨てざるをえなくなった。京都に移り住み、大学教授となるかたわら大学構内に農地を拓き、学生たちを相手に国際情勢論やメディア論を教えつつ共に農作業で汗をかいた5年間。反原発運動ののろしが上がる全国各地を駆け回る日々は続く。「老人たちよ、潮目は変わりつつある。今こそ立ち上がれ!」と先頭に立つ「アブナイ」老人が、若者に贈った「魅力的」なメッセージとは…。
第1部 農のあるもう一つの暮らしが始まる 2012年(京都からの電話;「歴史」がいっぱい ほか)
第2部 生物の多様性にまもられて 2013年(信州中野「元肥塾」;“希望”の種 ほか)
第3部 よみがえってきた闘いの記憶 2014年(日本中の電力が足りている冬に;「大雪」の教訓 ほか)
第4部 潮目が変わる 2015年(「協同」組合の重要性を考える;休日デモの意味 ほか)
第5部 老人が先頭に立つ時 2016年(若者に接して5年目;老人が先頭に立つ時 ほか)