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[BOOKデータベースより]
「やましいことがないのであれば、安全のために、あなたのプライバシーを制約するのは問題ないのでは?」この問いを基点として、プライバシーの価値、安全との関係、憲法上の権利としてのプライバシーの性格、新しい技術との関係・対応について、豊富な具体例を通して詳細に論じる。
1 価値―我々はいかにプライバシーと安全の価値を評価し衡量すべきか(やましいことは何もない論;全か無かの誤謬;敬譲の危険;プライバシーが単なる個人的権利ではない理由)
2 有事―法はいかに国家安全保障の問題を扱うべきか(振り子論;国家安全保障論;犯罪・諜報の区分を消滅させることの問題;戦争権限論と法の支配)
3 憲法上の権利―憲法はいかにプライバシーを保護すべきか(修正四条と秘匿パラダイム;第三者提供の法理とデジタル事件記録;プライバシーの合理的期待を探究することの失敗;嫌疑なき捜索論;違法収集証拠排除法則を維持すべきか;刑事手続法としての修正一条)
4 新技術―法はいかに変化していく技術に対応すべきか(愛国者法を廃止すればプライバシーは回復するか;法と技術の問題と、議会に任せろ論;ビデオ監視と公共空間におけるプライバシー否定論;政府はデータ・マイニングに従事すべきか;ラッダイト論、タイタニック現象、そして問題解決戦略)
「プライバシー」と「安全」が衝突したとき、われわれはいかに考え行動すべきか。プライバシーの本質的価値を浮き彫りにする啓蒙書。
「やましいことがないのであれば、安全のために、あなたのプライバシーを開示するのは問題ないのでは?」。この問いを基点として、プライバシーの価値、安全との関係、憲法上の権利としてのプライバシーの性格、新しい技術との関係・対応について、豊富な具体例を通して詳細に論じる。危機に瀕するプライバシーを救うために。
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「プライバシー」と「安全」が衝突したとき、われわれはいかに考え行動すべきか。プライバシーの本質的価値を浮き彫りにする啓蒙書。