[BOOKデータベースより]
第3回MOE創作絵本グランプリ受賞、第8回MOE絵本屋さん大賞新人賞第1位のいしいひろしが贈る新作。ちいさなしあわせおすそわけ絵本。3歳から。
[日販商品データベースより]カピパラのジョンくんが、「ゆめのようなたべもの」をさがしにいったさきにみつけたものは…。MOE絵本屋さん大賞新人賞第1位「かもめたくはいびん」のいしいひろしが贈る、「ちいさなしあわせ」おすそわけ絵本。
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仲間たちといっしょに、心穏やかに暮らしていたカピバラのジョンくん。ある日、旅するおサルさんから、とある食べ物の話を聞きます。それは、白くて、赤くて、黄色くて、だれかと分け合って食べると、もっとしあわせになれちゃう、「夢のような食べ物」!おサルさんの話が忘れられず、いてもたってもいられなくなったジョンくんは叫びます。「ああ、たべてみたい!」そして、「夢のような食べ物」を探すために村をとびだしました――細い目、のっぺりとした体、のんびりとのどかな雰囲気。自然が作り出した生まれながらのゆるキャラ、カピバラ!カモとたわむれ、お昼寝し、リンゴをもいで、お茶を飲む。作者はMOE絵本屋さん大賞新人賞第1位『かもめたくはいびん』のいしいひろしさん。せせこましい気持ちなどみるみる溶けてゆくようなカピバラ村のようすに、いしいさんのカピバラ愛を感じます……道中に出会い、いっしょに「夢のような食べ物」を探すこととなる旅の友、ワニさん、そしてジャガーさん。いったいどうしてそんな、いかにも強そうな肉食獣と……あまりにデコボコすぎるトリオに、ちょっとハラハラ、でもかわいい!ウサギさんのことを「夢のような食べ物」だとかんちがいして、ワニさんやジャガーさんといっしょにウサギさんのことを不穏に見つめる、ジョンくん。あれ?カビバラって、肉食獣だったっけ?また、「夢のような食べ物」を口にしたみんなの、とろけそうなその笑顔のしあわせそうなこと!動物たちの見せる豊かな表情が、とってもかわいくてゆかいな一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
主人公のジョンくんは、カピバラです。
そう。
心穏やかでほとんど怒らない、動きもゆっくりなカピバラです。
そのジョンくんが、あることに心を奪われました。
ジョンくんが住んでいる村では、月に一度、旅するおサルさんのお話会が開催されます。
そのお話会で、ジョンくんは’ゆめのようなたべもの’の話を聞いてしまったのです。
’ゆめのようなたべもの’は、
くものようにふわふわしろくてとろけるようにあまーく、おひさまのようにげんきなあかであまずっぱーい、おつきさまのようにかがやくきいろでしっとーり
しているそうです。
おまけに、
ひとりよりだれかとわけあってたべると、もっとしあわせになっちゃう
のだそうです。
ジョンくんは、そのことが頭から離れません。
とうとう、’ゆめのようなたべもの’を求めて、旅に出たのです。
さて、’ゆめのようなたべもの’とは、いったいなんでしょう?
そして、ジョンくんはそれを食べられるでしょうか?
この絵本は色鉛筆で描かれています。
ジョンくんは、たいてい目をつぶっています。
全体的な雰囲気が、とても穏やかなのです。
でも、ジョンくんといっしょに旅をする〇〇と〇〇が、とってもスパイシー。
この絵本は、ほのぼのだけではありません。
ぴりりとしたスパイスが加味されて、ちょっとした危険をはらんでいます。
小学校低学年くらいまでのお子さんに、お勧めです。(めむたんさん 40代・広島県 男の子18歳)
【情報提供・絵本ナビ】