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[BOOKデータベースより]
新聞や雑誌、小説、落語、童話、ライトノベル、ゲーム…怪異は時代・社会の変化とともに、どのように書き留められ、表現され、創作されてきたのか。円朝の怪談噺、劇場空間と怪異、超常能力表象、怪談実話、『刀剣乱舞』などから、怪異を魅せる/怪異に魅せられる心性を問う。
怪異を書く:峰守ひろかずインタビュー
[日販商品データベースより]第1部 怪異を物語る―怪異を伝えるために試みられたこと(挿絵が語る怪談噺―『真景累ヶ淵』と『怪談乳房榎』の場合;豆男物の浮世草子―浅草や業平伝説との関係など;劇場空間と怪異―泉鏡花「陽炎座」が描く観劇体験;超常能力と大正中期探偵小説)
第2部 怪異で物語る―怪異を通じて語りうること(子どもと怪異―松谷みよ子『死の国からのバトン』を考える;船幽霊の声/幽霊船の沈黙―“海異”の近代文学史;往生際の悪い死体―執着譚と蘇生譚の境界;枕のなかの世界―『唐代伝奇』「枕中記」の日本受容)
第3部 怪異は物語る―怪異に読者が期待すること(インディアン・ロープ・マジック幻想―幸田露伴から手塚治虫まで;「情報化」される“怪異”―『刀剣乱舞』からみる現代版「付喪神」の表象;怪談の文法を求めて―怪談実話/実話怪談の民話的構造の分析)
円朝の怪談噺、劇場空間と怪異、超常能力表象、子どもと怪異、怪談実話、『刀剣乱舞』など、バラエティー豊かな怪異の物語を読み解き、怪異を魅せる/怪異に魅せられる心性を問う。創作活動にとっての怪異を語る小説家・峰守ひろかずへのインタビューも充実。