[BOOKデータベースより]
「ぼく、もうママにあえないとおもった。」「そうね。さっきからだはやいてはいになったから。」「そっか。ママはみえなかったけど、ずっとそばにいたんだ…。」はなれていても、ずっと見守っている―母が子へ、子が母へ託した「さよなら」のためのメッセージ。対象年齢:3歳から。
[日販商品データベースより]きょうは ママの おそうしきです。おばけになって、かんたろうのもとへ現れていたママですが、ほんとうにお別れの時がやってきました。つらすぎる別れと、母子はどのように向き合うのでしょうか。大ベストセラー、待望の続編です。
『ママがおばけになっちゃった!』、待望の続編です。
きょうは ママの おそうしきです。
おばけになって、かんたろうのもとへ現れていたママですが、ほんとうにお別れの時がやってきました。
目に見えなくても、ママはかんたろうのそばにいる。
「ママが かんたろうの なかに いる こと、おもいだして ほしい。それ なら ママと あえなくても へいきでしょう?」
そう問いかけるママに、かんたろうは思わず叫びます。
「え! なんだよ! なんなんだよ! あえなくて へいきな わけ ないじゃん! ひどいよ、ママ!」
辛すぎる別れと、母子はどのように向き合うのでしょうか。
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『ママが おばけになっちゃった!』で、交通事故に遭い、おばけになってしまった、かんたろうのママ。今日は、ママのお葬式です。ママはおばけの姿で自分のお葬式を見ているのですが、その姿は誰にも見えません。でも、夜12時を過ぎると、かんたろうの前にだけ現れることができるんです。お葬式をしたらママに会えなくなると思っていたかんたろうは、ママが心配しないように、ひとりでトイレに行くことも、お風呂に入ることもできるように頑張っていました。そんな、かんたろうの姿を、おばけになってもずっと見ていたママ。「ママと あえなくても へいきでしょう?」とかんたろうに問いかけます。すると、かんたろうは「ママと はなれたく ないから、ひとりで なんにも できない こに なって やる!」とボロボロと涙を流しながら、訴えます。かんたろうが我慢していたことに気づいたママ。かんたろうの気持ちを受け止めて、何と言うのでしょうか……。のぶみさんの作品は、ストーリー以外にも絵の中にいろいろなキャラクターが登場し、探し絵の楽しさもあるのも魅力のひとつ。絵本の中にはいろいろなおばけが登場するので、「このおばけ、こんなことをしている」「見えないけれど、おばけっていっぱいいるんだね」と、親子で会話がはずみそうです。シリアスな設定の中にクスっと笑える場面もあり、重い話が苦手な方も楽しむことができる作品です。
(絵本ナビ編集部 木村春子)
【情報提供・絵本ナビ】