[BOOKデータベースより]
かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、ミステリ短篇集の新たなるマスターピース!磨き抜かれたプロットが、日常に潜む狂気をあぶりだす全5篇。
[日販商品データベースより]あなたは絶対にこの「動機」を予測できない…。凄惨な事件を起こした女たちの真情を、新世代ミステリーの旗手が鮮やかに描く。磨き抜かれたプロットが、日常に潜む狂気をあぶりだす全5篇を収録。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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外れなし
この作者はすごい。この本は5編の短編から成っているが、いずれも心の奥に潜む狂気を描き出しており、秀逸。こうしたドロドロとした情念のようなものを描かせたら、今、この作者の右にでる人はいないのではないか。ただ、作者の描く情念にあてられ、やり切れない思いを抱く読者もいるだろう。好き嫌いが分かれる作者と思う。落ち込んでいる時には、心が負けてしまうので読まない方がいいかも。しかし、この才能・感性はすごい。
あなたは絶対にこの「動機」を予測できない! 凄惨な事件を起こした女たちの真情を、新世代ミステリーの旗手が鮮やかに描く全5篇。