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[BOOKデータベースより]
古今東西の名作からひろい集めた112の言葉と、それにまつわるちょっといい話。いつも手元に、ネンテン流ユニークな“名言歳時記”保存版!!
春(春風や闘志いだきて丘に立つ―高浜虚子;小諸なる古城のほとり雲白く遊子悲しむ―島崎藤村 ほか)
夏(五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする―萩原朔太郎;九十九里の波の遠鳴り日の光り青葉の村を一人来にけり―伊藤左千夫 ほか)
秋(風の音にぞおどろかれぬる―藤原敏行;ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。/いちばんたいせつなことは、目に見えない。―サン・テグジュペリ ほか)
冬(冬よ/僕に来い、僕に来い/僕は冬の力、冬は僕の餌食だ―高村光太郎;酔うて酔うて氷くだいて星を呑む―小西来山 ほか)
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古今東西の小説、歌や俳句などから選んだ春夏秋冬の112のユニークな「名言」を、ネンテン流の俳味豊かな蘊蓄とエピソードで紹介。