機械論的世界観批判序説

内省的理性と公共的理性

学文社
大倉茂　

• 価格: 2,310円（本体2,100円＋税）
• 発行年月: 2015年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784762025754

内容情報

[BOOKデータベースより]

人間の危機と環境の危機への思想からの応答。孤独な理性から、内省的理性と公共的理性が響き合う理性へ―機械論的世界観の批判的考察から現代社会を考える。

第１章　批判的哲学のあり方
第２章　コギト原理と機械論的世界観
第３章　近代の規範理論
第４章　労働力商品と商品交換者
第５章　国民国家と官僚制
第６章　格差問題と環境問題
第７章　共同体と公共圏
第８章　正義とケア
第９章　グローバルな社会へ
終章　脱近代の世界観へ

[日販商品データベースより]

環境の危機、人間の危機への思想からの応答として、機械論的世界観を批判する試み。
そもそも機械論的世界観とはなにか。なぜ二つの危機と機械論的世界観が関係あるのか。
機械論的世界観批判から考える意図は何か。
さらには、その批判の先にある脱近代の倫理や社会はどのようなものか。
孤独な理性から内省的理性と公共的理性の響き合う理性へ。
機械論的世界観の批判から、現代社会を考える。