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ぼくの服がひっかかってぬげなくなって、もうどのくらいたったのかしら…。ふくがぬげなくたって、なんとかなる。人生の悩みごとを、ヨシタケ流ユーモアでのりこえる絵本。〈受賞情報〉けんぶち絵本の里大賞(第26回)
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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あおひなレストラン
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服が脱げない。それだけ。
服が脱げなくなるだけで一冊、お話が成立しているのが面白い。
衝撃は絵本を開いた1ページ目から始まります。そこにいるのは、思いっきりお腹を出したまま立っている男の子。顔は何かで覆われていて見えません。「ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって、 もう どのくらい たったのかしら。」……なんと。その瞬間に全てを悟った読者は、もう感情が爆発したまま止められません。だって、だって。こんなの可愛い、かわいそう、でも可笑しい!この男の子の言い分も聞いてみましょう。きっかけはおかあさんのせい。自分でぬごうとしてたのに、おかあさんが途中で手を出すから。その結果、こうなってしまったのだ! 彼は途方に暮れて思うのです。「ぼくは このまま おとなに なるのかな。」うんうんわかる、この絶望感。ああ、なんとかしてあげたい……全ての大人がそう思った次の瞬間、また新たな衝撃が走ります。彼はいったん今の状況の全てを受け入れて、このまま生きていこうと決意をするのです。えっ!それって、どういうこと!?さあ、ここからがヨシタケシンスケ作品の醍醐味です。転んでもただでは起きません。思わぬ方向に走り出し、終わりそうで終わらない、さらに笑いの追い打ちをかけられて。(ここまでハードルを上げてしまっても、やっぱり笑ってしまうのでご安心を)要するに、子どもの「愛らしさ」と「たくましさ」と「ユニークさ」を改めて見せつけてくれるのです。それにしても、子どもって本当に忙しい。改めて応援してあげたくなっちゃいますね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
着替えを一人でしようとしたけれど、ぬげない。
このままだったらどうしよう。
そこで前向きに妄想を繰り広げる男の子。
子供の頃ってこんな妄想したよね、と笑いながら読んでいました。
絵本は子供に読み聞かせることが多いものですが
自分(母)だけでなく、父親も一緒に楽しんで
あるあるーと笑いあえる絵本です。
最後はまさかの2段オチ。
油断せず、周りに人がいないところで読みましょう。(はらぺこひつじさん 30代・富山県 女の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】