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- たそがれの人間
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佐藤春夫怪異小品集
平凡社ライブラリー 830
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2015年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582768305
[BOOKデータベースより]
与謝野晶子や泉鏡花、芥川龍之介に谷崎潤一郎、稲垣足穂まで、作家が親交を結んだ先達、僚友、門人たちが作中に妖しく見え隠れして―。近代日本の怪奇幻想文学史を彩る文豪たちが神出鬼没、朦朧として不安定、虚実ないまぜの物語が続々と展開される。大正から昭和期の探偵小説や幻想文学、怪談文芸を先導した文壇の巨人・佐藤春夫。本書は、その知られざる本領を初めて集大成した画期的アンソロジーである。話題騒然の文豪小品シリーズ、第四弾。
1 化物屋敷を転々と(歩上異象;観潮楼門前の家―「青春期の自画像」より(11);化け物屋敷一号―「詩文半世紀」より ほか)
2 世はさまざまの怪奇談(蛇;緑衣の少女 聊斎志異 巻八「緑衣女」;シナノ キツネ 胡養神ノ ハナシ ほか)
3 文豪たちの幻想と怪奇(山の日記から;へんな夢;夢に荷風先生を見る記 ほか)
鏡花、芥川、谷崎など、「化物屋敷」には親しい作家らも登場する、虚実ないまぜの物語。『可愛い黒い幽霊』に続く怪異集第4弾。怪談文芸を先導した佐藤春夫の知られざる本領を初めて集大成した画期的アンソロジー。
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