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- 「旅」の誕生
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平安ー江戸時代の紀行文学を読む
河出ブックス 083
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2015年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784309624839
[BOOKデータベースより]
いにしえから人々はどのような心持ちで「旅」をしてきたのか?“行楽”としての「旅」はいつ頃始まったのか?歌枕が「旅」の発展において果たした役割とは?『伊勢物語』『いほぬし』『更級日記』『海道記』『東関紀行』『十六夜日記』『とはずがたり』『野ざらし紀行』『笈の小文』『東海道中膝栗毛』『江戸参府紀行』…平安から鎌倉、そして江戸時代、東海道を旅した人々が残した十一の紀行文学から浮かび上がる、日本の「旅」の移り変わり。
序章 平安から江戸時代の「旅」と紀行文学
第1章 辛苦の移動―詠嘆する貴族たち・平安時代(在原業平の東下り―恋しき都と女;菅原孝標女の帰京―『源氏物語』の待つ都へ)
第2章 名所の誕生―故地・景勝へのまなざし・鎌倉時代(紀行文学の成立―綴られた旧跡と歌枕;阿仏尼の悲喜交々―訴訟と歌道と;後深草院二条と東海道―愛と修行と和歌の道)
第3章 ひろがりゆく「旅」―多様化と行楽化・江戸時代(芭蕉の訪ねた古来の名所―俳聖による再名所化;遊べや歌え弥次さん・喜多さんの行楽―庶民の物見遊山;異人シーボルトの目―旅と観察の合間)
終章 「旅」の誕生
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