- 沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療
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- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2015年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087207859
[BOOKデータベースより]
リーマンショック以降、ますます巨大化するウォール街と多国籍企業群の最強タッグ。彼らが次に狙うのは、一〇〇兆円規模の日本の医療・介護ビジネスだ。世界が絶賛する“国民皆保険”に私たちが無関心でいるすきに、他国を次々に食い物にしてきた強欲資本主義の魔の手がじわじわとのびる。急速に高齢化する日本は、世界規模のマネーゲームから逃げ切ることができるのか?気鋭のアメリカウォッチャーが、綿密な現場取材と膨大な資料を通し書き下ろした。ベストセラー『沈みゆく大国アメリカ』に続く驚愕の姉妹編!
序章 「臨終」の格差(老人天国VS老人地獄;世界最速で高齢化する日本は、投資家たちのドリームランド)
第1章 オバマもびっくり!こんなにアメリカ化していた日本医療(「国民皆保険」を知らない日本人;世界が嫉妬する「高額療養費制度」 ほか)
第2章 (株)アメリカに学ぶ、大衆のだまし方(「オバマケアが成立したのはアメリカ国民が馬鹿だから」(by MIT教授);アカデミズムの権威を味方につけよ ほか)
第3章 マネーゲームから逃げ出すアメリカ人(「もう奴隷は嫌だ!」ついにキレた医師たち;病気ではなく人間を、人間を通して地域を診る ほか)
第4章 逃げ切れ!日本(「高齢化が医療を破綻させる」は、ウソ?ホント?;財政赤字一〇〇〇兆円の嘘 ほか)
アメリカ経済を喰い尽した1%の超・富裕層が、日本の医療・介護市場を狙っている。綿密な取材と膨大な資料を通じ、すべてのカラクリを解き明かした衝撃の書き下ろし。沈みゆく大国シリーズ、第2弾。
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もうすぐ日本では、盲腸手術で200万円払わなければならなくなる――?
こんなおそろしいシナリオが、間近に迫っている。
そう、「医産複合体」というモンスターによって、私たち日本人の「いのち」と「老後」が、「投資商品」と化しつつあるのだ!
ウォール街と多国籍企業の最強タッグが、マスコミと政治を手に入れ支配する株式会社アメリカ。
新たな市場を貪欲に求め続ける彼らが次に狙いを定めているのは、〈世界一の国民皆保険〉をもつ最高速高齢化社会「日本」だ。
保険証一枚で「いつでも、どこでも、誰でも医療が受けられる」という世界でも希少な日本の医療。だが私たちはどこまで気づいているだろう?
誰も関心を抱かないこの制度に、数十年前から魔の手がのびていることに。
次々に進む医療と介護報酬切り下げ、猛スピードで次々に成立する法律。医師たちの苦悩も限界に達している。
その裏に誰がいるのか――?
綿密な取材と膨大な一次資料を使い、1%側がしかけるマネーゲームのからくりを解き明かし、日本の最大の宝である「国民皆保険」を死守すべく、未来への提言も盛り込んだ警告の書。
ベストセラー『沈みゆく大国 アメリカ』の日本編、待望の刊行!!