脱南者が語るモンゴルの戦中戦後

１９３０〜１９５０

社会評論社
ビレクト・ブレンバヤル　佐々木健悦　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2015年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784784513536

内容情報

[BOOKデータベースより]

現在、モンゴル国第二の都市ダルハルに在住のビレクト氏からの「聞書」。故郷・オスドルの地誌・風物・行事・生活習慣、日本軍占領下の学校生活や南北モンゴル統一独立運動などの社会状況が詳細に証言されている。北モンゴルへの脱出後の体験をも含め、第二次世界大戦前後（一九三〇〜一九五〇）のモンゴルの社会・歴史が照らし出される貴重な記録。

第１話　脱南者ブレンバヤル・ビレクト氏との出会い
第２話　我が故郷―南モンゴル・オルドスの地
第３話　小学校時代―百霊廟、フフ・ホト、張家口にて
第４話　蒙古軍官養成幼年学校
第５話　逃避行
第６話　憧れの国に至る―モンゴル人民共和国
第７話　国営農場での日々
第８話　ウランバートル第一中学校入学
補遺　近現代のモンゴル諸族の南北移住とその後

[日販商品データベースより]

蒙古軍養成幼年学校２年生だったビレクトは、教官、生徒、兵士ら約１２０人とともに、混乱する南モンゴルを脱出、北モンゴルに入った…。第２次大戦前後のモンゴルの社会・歴史が語られる貴重な聞書。