[BOOKデータベースより]
「核なき世界」はきっと来る。知る。考える。そして、伝える。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生…みんなの思いが一冊に。広島大学、長崎大学、福島大学の学生と共同編集。
土は覚えている(福岡奈織)
渡されたバトン(新崎さくら)
僕の「No Nukes」(木村元哉)
非戦と非核(坂本龍一)
平和を「つくる」(田上富久)
「足るを知る」ということ(渡辺謙)
地球上に存在する1万6400発の核弾頭
知っておきたい原爆と原発の接点(川崎哲)
地球上に存在する435基の原子炉
カタカナの街(重松清)〔ほか〕
「紙とインクの平和ミュージアム」へ、ようこそ。坂本龍一さん、吉永小百合さん、重松清さんらの心のこもったメッセージと美しい写真が1冊に。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生……みんなの思いが1冊に。本書には、広島大学・長崎大学・福島大学の現役大学生7人が編集スタッフとして参加しています。「NoNukes」オリジナル・ブックマークもうれしい。
「紙とインクの平和ミュージアム」へ、ようこそ。
坂本龍一さん、吉永小百合さん、重松清さんらの心のこもったメッセージと美しい写真が1冊になりました。
核とは共生できないと全世界に訴えることが、国際社会に対する責任だと思う。――坂本龍一さん(音楽家)
「伝える、受け止める。また伝える、また受け止める」とても大切です。――吉永小百合さん(俳優)
「僕の手に、バトンはしっかりと握られているだろうか。そして、あなたの手には――?」重松清さん(作家)
知る。考える。そして、伝える――。被爆者、被災者、作家、学者、写真家、俳優、音楽家、アーティスト、学生……みんなの思いが1冊に。本書には、広島大学・長崎大学・福島大学の現役大学生7人が編集スタッフとして参加しています。「NoNukes」オリジナル・ブックマークもうれしい。
■写真
軍手のオートラジオグラフ(放射線像)
原爆の熱線で原形をとどめない象牙の印鑑
広島・原爆ドーム前の灯籠流し
福島県飯舘村の「大根シスターズ」
長崎の被爆者と大学生
井上ひさしの「原爆取材手帳」
浦上天主堂聖像の手首
奈良美智の「NO NUKES」
東京・山の手で見つけた「リトルボーイ」と「ファットマン」
福島県相馬市立磯部小学校の給食風景
その他――
■文章
福岡奈織(広島大学学生) 土は覚えている
新崎さくら(長崎大学学生) 渡されたバトン
木村元哉(福島大学学生) 僕の「NoNukes」
坂本龍一 非戦と非核
田上富久 平和を「つくる」
渡辺謙 「足るを知る」ということ
重松清 カタカナの街
萩本トミ子 姉さんのブラウス
森敏 オートラジオグラフの警告
アーサー・ビナード ピカドンとジリジリ
忌野清志郎 サマータイム・ブルース
和合亮一 春を歩こう
井上ひさし 人類史の折り返し点
白井聡 「否認の国」の住人たちへ
美輪明宏 水をください
中村桂子 核兵器廃絶のロードマップ
堤未果 「核なき世界」の先を描く
益川敏英 科学者の責任
丹波史紀 「ふくしま」を世の光に
吉永小百合 私の願い
その他――
作家の井上ひさしさんはかつて、「人類史は、ヒロシマ、ナガサキで折り返し点にさしかかった。自分の作ったもので自分が存在しなくなるかもしれない。これは世界観を根本から変える出来事だった」と語りました。福島の原発事故の1年前に亡くなった井上さんですが、もし存命であれば、福島の事故をなんと表現したでしょうか。
806、809、311――特別な日付を刻まれた日本。その国の若者がいま、「平和」や「核」の問題と真正面から向きあっています。広島、長崎、福島の7人の大学生です。彼らは、「核兵器や原子力発電所の現状を知りたい」「ふるさとを愛する気持ちや記憶の継承の担い手になりたい」という願いをこめて、編集作業に取り組んでいます。
■写真
軍手のオートラジオグラフ(放射線像)
原爆の放射能で原形をとどめない象牙の印鑑
爆撃機が飛び立ったテニアン島の滑走路
井上ひさし氏の「原爆証言手帳」
奈良美智氏の「NONUKESの女の子」
東京の山の手で見つけた「リトルボーイ」と「ファットマン」
相馬市立磯部小学校の給食風景
その他――
■文章
福岡奈織(広島大学学生)「土は覚えている」
渡辺謙「足るを知る」
下平作江(長崎被爆証言者)「いまを生きる勇気」
福山雅治「クスノキ」
益川敏英「科学者の責任」
堤未果「核なき世界へ」
吉永小百合「核アレルギーを持ち続けて」
その他――