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[BOOKデータベースより]
襲い来る病苦に呻きつつ、死に傾く堀河帝の姿に対して、“われ”は、何もなし得ないおのが無力感のまま、ひたすら、愛執の眼差しを注ぎ続けるほかはなく、病床に添い臥しながら、その体感を内奥に刻印するしかない。生の側に取り残された“われ”は、堀河帝の魂に呪縛された日常のなかで、新帝に仕える身でありながら、しばしば、現実の時空から転出し、ありし日の帝の記憶に回帰せざるを得ないのだった。愛が基底にながれる日本文学史上極めて稀有な日記作品。現代語訳付き!
上巻(五月の空も;六月二十日のことぞかし;かくて、七月六日より;明け方になりぬるに;かくおはしませば ほか)
[日販商品データベースより]下巻(かくいふほどに;かやうにてのみ明け暮るるに;十九日に;十二月一日;十二月も ほか)
襲い来る病苦に呻きつつ、死に傾く堀河帝に何もなし得ない無力感を感じつつ、ひたすら愛執の眼差しを注ぎ、病床に添い臥しながら、その体感を内奥に刻印する。日本文学史上、極めて稀有な日記作品を現代語訳で紹介。