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[BOOKデータベースより]
ゼロ成長を肯定することこそ日本経済を潤す唯一の方法だ!再燃する格差論をわかりやすく解説!ピケティ格差論もくわしく解説!資本主義の本質と格差社会の課題がすぐにわかる!
第1章 産業革命からマルクス主義へ 資本主義はどこから来たのか(産業革命前夜、資本主義の月明かりに照らされたイギリス;資本主義を体系化して示したアダム・スミス ほか)
第2章 “新しい経済理論”の誕生『21世紀の資本』に見る資本主義の行方(『21世紀の資本』はなぜ、これほどまでに注目されるのか;『21世紀の資本』が語る重要な事実 ほか)
第3章 公共財か、私的財か 格差の拡大を「教育」に探る(貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」がある;なぜ、教育格差が経済に影を落とすのか ほか)
第4章 低成長経済下の「幸せ」とは何か 「定常状態」の意義をあらためて問う(なぜ、経済成長率の数値目標を追い求めるのか;ゼロ成長を肯定する考え方も重要になる ほか)
ピケティの処方箋で日本は救えるか…。再燃する格差論をわかりやすく解説。資本から考える所得格差の解説に、ピケティが触れられなかった「貧困から考える格差問題」を追加した『21世紀の資本』の強化版。
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現在、ほとんどの国で採用されている資本主義。その大きすぎる経済的メリットのために、 所得格差は目をつぶられてきました。しかし、トマ・ピケティの『21世紀の資本』の登場に よって、格差論は新たな展開を見せています。本書は、資本から考える所得格差の解説 に、ピケティが触れられなかった「貧困から考える格差問題」を追加した『21世紀の資本』 の強化版です。独自の文化をもつ日本が今後も資本主義とうまく付き合っていく方法とは。