- 和の色のものがたり
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歴史を彩る390色
視覚デザイン研究所
早坂優子
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2014年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784881082461
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【2014年07月発売】
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[BOOKデータベースより]
第1部 歴史に残る伝統の色(縄文時代・弥生時代・古墳時代 日本が国として統一される前の時代―色は身体を守る魔除けのため、神への祈りのために使われました;飛鳥時代・奈良時代 国の制度が整い、中国の文化を吸収した時代―積極的に中国文化を取り入れ中国の色使いを輸入しました;平安時代 雅な美意識を熟成させた貴族の時代―自然を美しい色で象徴する、日本らしい感性が育っていきました;鎌倉時代・室町時代・安土桃山時代 精神性の高い武家の感性が好まれた時代―武家と貴族の好みが混ざり、簡素で勇壮な色が好まれました;江戸時代 粋と遊び心で、庶民芸術を爛熟させた時代―個人の自由な嗜好による多くの流行色が生まれました;明治時代・大正時代・昭和時代 西欧化の波とその反動が繰り返す時代―くすみのない合成染料の色と復古調の古色が両立しました)
[日販商品データベースより]第2部 日本人の感性と色(紅―華やかさと気品を兼ね備えた色;赤―生命力を象徴する最も強い色;黄―陽気で明るい普段使いの色;緑―豊かな自然を象徴する色;青―貴族も庶民も魅了し続ける色;紫―時代を越えて不変の高貴な色;茶と鼠―枠を表す通好みの色;白と黒―深いこだわりの色)
古代、魔除けや神への祈りのために使われていた色は、雅な美意識が熟成した平安時代になると、日本独特の感性の表現となって使われるようになり、多く色名が生まれていきます。
戦に明け暮れた戦国時代には、生まれる色名が極端に少なくなり、庶民文化が爛熟した江戸時代には再び、多くの色が生まれています。社会の価値観や人々の感性、文化が反映されている色名を日本人の美意識に触れながら解説していきます。