[BOOKデータベースより]
明治維新とは一体何だったのか?激動の「幕末年代史編」ついに完結!
第1章 明治維新まであと3年!一八六五年編―“犬猿の仲”薩長を接近させた坂本龍馬の秘策(長州藩危急存亡の渦中、高杉・西郷が交錯した下関大坂屋の夜;大雪になった功山寺決起日を高杉が「縁起がいい」と思ったワケ ほか)
第2章 明治維新まであと2年!一八六六年編―天才・高杉晋作とミニエー銃が帰趨を決した「四境戦争」(ユニオン号購入で薩長の板挟みに苦しんだ、上杉宗次郎という男;木戸が記した薩長同盟合意内容メモの「保証人」となった坂本龍馬 ほか)
第3章 明治維新まであと1年!一八六七年編―孝明帝の死と「倒幕の密勅」の衝撃(ナポレオン三世を目指した慶喜は「最後の将軍」を自任していたのか?;孝明帝は“細菌テロ”による「傷害致死」で命を落とした!? ほか)
第4章 明治維新成る 一八六八年編―江戸百万の人々を救った慶喜の「大功績」(新政府に参画するチャンスをみすみす逃した慶喜の“覚悟の無さ”;「王政復古の大号令」は二段構えでようやくまとまった ほか)
激動の「幕末年代史編」ついに完結!
『週刊ポスト』誌上で好評連載中の、『逆説の日本史』。シリーズ累計500万部を突破した大人気歴史ノンフィクションの最新刊では、高杉晋作が長州・功山寺で決起した1865年から、大政奉還、王政復古の大号令を経て明治維新がなる1868年までの激動の4年間を通して、「明治維新とは一体何だったのか?」を鮮やかに解き明かしています。
本巻でも、「坂本龍馬暗殺の真犯人は誰だ?」「『討幕の密勅』は果たしてニセモノなのか?」といった歴史ファンを悩ませている数々の「謎」に迫るいっぽう、「薩長同盟は『同盟』ではなかった!?」「高杉晋作はじつは“開国派”だった?」「孝明天皇は『細菌テロ』に倒れた!」「大政奉還のアイデアを考え出したのは坂本龍馬ではなかった!?」などなど、従来の歴史学界の「定説」を覆す「逆説」が満載です!
【編集担当からのおすすめ情報】
来年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の舞台は、幕末の長州。『逆説の日本史 21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎』を読めば、ドラマがさらに楽しめます!
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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井沢ファン
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理解が深まった
幕末の尊王攘夷、薩長と慶喜の熾烈な主導権争い、そして倒幕の過程が描かれている。司馬遼太郎の本で大部分は知っていたが、一段と理解が深まった。若干、見解の相違があるものの、考え方としては、司馬遼太郎の説をさらに進化させて改訂したようになっておりとても感心する。しかし、加治将一の本にある、孝明天皇の暗殺だけにとどまらず息子の睦仁親王までも暗殺されたという明治天皇すり替え説は主張していない。そこのところの真相を今後期待したい。