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- 『維摩経』を読む
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- 価格
- 1,364円(本体1,240円+税)
- 発行年月
- 2014年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006003203
[BOOKデータベースより]
代表的な大乗経典の一つである『維摩経』は、主人公の維摩が居士(在家の仏教信者)であることに特色がある。家族、職場、男女の複雑な人間関係、名誉、地位、金銭への拘り…。この汚濁の現実の中に生きながら、安らぎの道は得られるだろうか。『維摩経』は、在家の人々を救うことを第一のテーマとした経典である。世界の一切が「空」であると説きながら、菩薩の衆生への無限の慈悲が解き明かされる。
第1講 大乗仏典と『維摩経』
第2講 仏陀の徳と仏国土
第3講 機智縦横の維摩
第4講 衆生病むが故にわれ病む
第5講 相即相入の世界
第6講 仏陀の道を行く
汚濁の現実の中にあって、在家の人々を救うことを目的とした『維摩経』こそ、現代人にふさわしい経典である。経典研究の第一人者が読み解く。
汚濁の現実の中にあって.在家の人々を救うことを目的とした『維摩経』こそ現代人にふさわしい経典である。経典研究の第一人者が読み解く。