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[BOOKデータベースより]
発達障害をもつ子どもやネグレクト状況で育った子どもらへの関係性を重視した発達臨床的アプローチの実際。
子どもの“問い”から教えられること
[日販商品データベースより]第1部 他者への気づきと“問い”の始まり(安心を得るための“問い”―周囲を巻き込むS君の二人一役ことば;志向性を持つ他者の登場と“問い”―自閉傾向のある子どもたちの自我のはじまり:“能動―受動”のやりとりから見る;一元的ことばから対話的関係へ―ことば遊びに広がっていったI君とのプレイセラピー)
第2部 “問い”の育ちを考える―新たな関係の始まり(応答的な他者に対する“不確実性への問い”―自閉症スペクトラム障害児Y君へのコミュニケーション援助;自己への“問い”、他者への“問い”―他者理解と自己の成り立ち:自閉症スペクトラム障害児H君の2年間の療育経過)
第3部 ネグレクトを受けた子らの“問い”(身体が発する“問い”―人と人とのつながりの「ここちよさ」を目指して;自分の育ちへの“問い”―ネグレクトを理由に施設入所した幼児への発達支援の取り組み;心の受け皿としての他者と「私」―N子ちゃんにとっての「家」「母」「自己」)
発達臨床における「関係性」の視点の復権
季刊誌『発達』に掲載された、発達障害をもつ子どもや、ネグレクト状況で育った子どもの8本の事例報告を取りあげ、関係性を重視した発達臨床的アプローチの理解の枠組みと、支援のあり方を検討する。