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- 人材を育てるホンダ競わせるサムスン
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784822277871
[BOOKデータベースより]
日韓両社で技術開発をリードした著者による日本と韓国の「比較産業論」。
第1部 ホンダとサムスン(新人を育てるホンダ、競わせるサムスン―グローバル人材を生み出す最短距離を考える;配属先の要望を優先するホンダ、本人の希望を重視するサムスン―優秀な人材を辞めさせないために必要なこと;部下の声を聞かないホンダ、もっと聞かないサムスン―会社を飛躍させる「技術経営」の本質とは;自前主義のホンダ、時間を買うサムスン―成功のカギは技術の獲得と事業化時期のバランス;キャリアアップを本人に任せるホンダ、上司が決めるサムスン―技術者の異動を通して文化的相違を考察する;責任の取り方が曖昧なホンダ、峻烈なサムスン―失敗の経験が次に生きるというのは本当か?;謙遜が過ぎるホンダ、自己主張が激しいサムスン―苛烈なグローバル化時代で必要とされる能力とは)
第2部 日本と韓国(殿様商売な日本、きめ細かい韓国―日本は“人災”で民生用リチウムイオン電池の競争に敗れた;より高みを目指す日本、そこそこで満足する韓国―安全性の飽くなき追求が車載用電池の競争力を磨いた;基礎研究に厚みを持つ日本、ノーベル賞受賞者がいない韓国―日本の電池産業はグローバルで天下を取れる!;グローバル化が下手な日本、よりしたたかな韓国―初等教育の改革で競争意識を持った若者を育成せよ;スピード感がない日本、せっかちな韓国―ウイン・ウインになるには敬意と配慮が必要だ;特許マネジメントがつたない日本、抜け目ない韓国―知財戦略を軽んじると命取りになる;技術者に冷たい日本、人材流動が日常的な韓国―“技術流出”を防ぐために日本企業がすべきこと)
ホンダとサムスンで技術開発をリードした著者が見た、日本と韓国の比較産業論。なぜ日本の電機大手が韓国企業に負けたのか、日本の製造業がグローバルで勝ち抜くために何が必要なのか。その一端が明らかになる。
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NBOの人気連載、「技術経営――日本の強み、韓国の強み」の書籍版。著者はホンダのチーフエンジニアとして電気自動車用の電池研究を務めた後、韓国サムスングループのサムスンSDI常務に就任するなど、日韓のモノ作りを熟知している。その経験を生かして、日本企業と韓国企業の本質的な違いや日韓産業比較、日本のモノ作りの針路などを提言。