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- 中世寺社の空間・テクスト・技芸
-
「寺社圏」のパースペクティヴ
アジア遊学 174
勉誠社
大橋直義 藤巻和宏 高橋悠介
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784585226406
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[BOOKデータベースより]
院政期以後、宗教組織から拡大し、「初期的都市」として寺社機構が成り立っていた場である「寺社圏」。当時の寺院・神社については、中世史学・仏教史学・教学・中世文学・日本語学・美術史学などといった、実に様々な観点・領域からの研究が蓄積されている。「寺社圏」を成り立たしめている微細な「点」「もの/ごと」を観察することにより、個々の「点」は遠くにある別の「点」と“遠近図法”的に連なり、それらの連関によって、「寺社圏」の持つ有機的な全体を描くことができるのではないか。本書は寺社の内外にわたる、あらゆる「もの/ごと」を全方位的に明らかにするための方法論的試みである。
寺社と空間(宴曲『熊野参詣』と熊野信仰―二つの起源説を巡って;中世日吉社の空間と言説;禅僧が神に袈裟を授ける話―説話の系譜をめぐって;袋中と民衆の信心―西寿寺蔵「当麻寺供養図」軸木内蔵品を端緒として)
[日販商品データベースより]寺社圏とテクスト(願成寺をめぐる二つの縁起;行基婆羅門和歌贈答説話の変容―寺院圏から和歌圏へ;表白論の射程―寺社文化圏と世俗社会との交錯;中世の神と死者―忘れられた春日信仰の儀礼;神道切紙と寺社圏―國学院大學図書館所蔵『諸大事』を通路として;鎌倉前中期の寺院における出版―その背景と逓蔵過程の一、二の事実)
寺社圏と技芸(今様の中の寺社と都市;院政期の斎院御神楽と賀茂斎王;楊貴妃と琵琶―楽琵琶の三曲の一つ「楊真操」と院政期の漢籍受容;延年の開口の世界観について;言語遊戯と結び付いた参道の燈篭―いわゆる「地口行灯」)
院政期以後、宗教組織から拡大し、初期的都市として寺社機構が成り立っていた「寺社圏」。その機構を対象化する試み。寺社の内外にわたる、あらゆる「もの/ごと」を全方位的に明らかにする1冊。