[BOOKデータベースより]
大量老年難民の時代を前に思い通りにならない人生を後悔しない、潔い生き方とは?治療しない医者と医者にかからない作家の異色対談。
第1章 野垂れ死にの覚悟(百歳を超えて元気な人は医者に近づかず肉が好き;風邪は薬で長引く がんの九割は治療で命が縮む;医者に近づかないのが健康長寿の秘訣 ほか)
第2章 治療しない医者と、医者にかからない作家(いかに老いて死ぬか、全責任はその人にある;生きのびる秘訣はサボる。早寝する。なんでも食べる;長寿の資質に恵まれた人 ほか)
第3章 一生ジタバタ、でもサッパリおさらば(ベルリンフィルを聴きに単身バーデン・バーデンへ;観光ではなく、日常から離れる時間を楽しむ海外旅行;棄てられた女は全部拾うという原則 ほか)
年金も介護制度も行き詰まり、野垂れ死にが普通になる時代が一度は来る。がん放置療法の医者と医者にかからない作家が、生死観について語り合う。思い通りにならない人生を後悔しない、深い生き方とは。
「野垂れ死に」が当たり前の時代が来る。その覚悟が必要だ―がん放置療法の医者と医者にかからない患者が生死観について語り合う。