[BOOKデータベースより]
太平洋戦争末期の神戸。空襲で親を失った14歳と清太と4歳の節子の兄妹はいかに生き、なぜ死なねばならなかったのか。文芸的アニメーションとして世界的に高い評価を得た作品の魅力を、山田洋次監督、與那覇潤、妹尾河童ら豪華執筆陣が語る。名アニメーター近藤喜文のイメージボードほかカラー画も多数収録。
ナビゲーター・山田洋次 弱くてもいい、優しい国へ―『火垂るの墓』私論
1 映画『火垂るの墓』誕生(スタジオジブリ物語『火垂るの墓』編;鈴木敏夫―宮さんが持ってきた「『火垂るの墓』クーデター計画」;高畑勲―「火垂るの墓」と現代の子供たち ほか)
2 『火垂るの墓』の制作現場(キャラクターデザイン・作画監督―近藤喜文「以後のアニメキャラクターに強い影響を与えた節子」;美術監督―山本二三「ここは反抗的だったかなとは思っているんです」;色彩設計―保田道世「焼け野原の世界に合うような絵の具と茶カーボンを作った」 ほか)
3 作品の背景を読み解く(齋藤孝―語りの「心中物」としての『火垂るの墓』;城戸久枝―「母と子と。変容する物語」;from overseas ロジャー・イーバート―火垂るの墓 ほか)
世界が驚いた圧巻のリアリティ
兄妹の死が物語るものとは――。山田洋次、與那覇潤、妹尾河童ら豪華執筆陣が、戦争とアニメーション表現の本質について掘り下げる。
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