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[BOOKデータベースより]
前半6章は、化学熱力学のベースとなる熱力学について、後半6章は熱力学の概念の化学への応用を解説。説明のための文章や図表の他に、「見える!Box」と「使える!Box」を適宜配置し、末尾には、演習問題を付けた。
最大の目標は自由エネルギーの概念を理解し計算できるようになること
内部エネルギーと熱力学第一法則
一定圧下における熱エネルギーのやり取り―エンタルピーの導入
熱から仕事への変換―カルノーサイクルの登場
エントロピーと熱力学第二法則
自由エネルギーの導入と自発変化の方向性
状態関数と熱力学の基本式
開放系の熱力学‐化学ポテンシャル‐の導入
化学ポテンシャルと化学平衡
自由エネルギーの化学への応用―相平衡
溶液の性質と化学ポテンシャル
電池に見る科学熱力学と電気化学の基礎
熱力学はエネルギーの変換の学問だが、多くの学生が苦手意識をもっている。そこで本書は、熱力学を、エネルギーを軸にして説明することで、本来の式の意味や記号の意味をわかりやすく、つながりをもって解説する。
熱力学をエネルギーを軸にして解説することで、本来の式の意味や記号の意味をわかりやすく、つながりをもって解説する。