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[BOOKデータベースより]
警察、検察によって「犯人」に仕立て上げられた人たちがいる。無実の罪で起訴され、裁判所で「有罪判決」を受けている人たちがいる―。警察、検察による苛酷な取調べ。長期間の身柄拘束を認める裁判所。「自分がやった」と“ウソの自白”をしてしまえば、裁判所では有罪判決が下るだけだ。起訴されれば有罪率は99%超。裁判所に自白を疑い、被告人の法廷での供述に耳を傾けようとする姿勢はない。本書では交通事故、盗撮など我々が巻き込まれる可能性の高い冤罪事件を取り上げ、リポートする。警察、検察、裁判所のデタラメぶりを見れば、「冤罪」が他人事とは思えないはずだ。
第1章 「高知白バイ」事件
第2章 エスカレーター「盗撮」事件
第3章 百貨店「返品トラブル」傷害事件
第4章 特別養護老人ホーム「不明金」事件
第5章 「痴漢冤罪」国賠訴訟事件
第6章 酩酊冤罪「窃盗」事件
第7章 女性ドライバー「交通事故」冤罪
第8章 官僚裁判官の「自白神話」は変えられるのか
警察、検察により「犯人」に仕立て上げられた人たち、無実の罪で起訴され、裁判所で「有罪判決」を受けている人たちがいる。交通事故、盗撮など、我々が巻き込まれる可能性の高い冤罪事件を取り上げ、リポートする。
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【2002年07月発売】
冤罪事件の多くは、交通事故や痴漢・わいせつ、傷害事件など、比較的身近な事件の際に起きているのだ。なぜ、やってもいない無実の人間が犯人にされ、法の裁きを受けることになったのか。冤罪の背景に潜む国家権力の横暴を、8つの冤罪事件の綿密な取材で明らかにする。