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価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2018年05月発売】
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[BOOKデータベースより]
戦後、高度経済成長期、二十世紀末という時代を生きた作家遠藤周作、時代時代が持つ多様な側面に適宜対応していった彼の言説・作品を、その周辺と照応させることで読み解く。
1 フランス留学と時代(遠藤周作の留学―『白い人』に描かれたフランス;遠藤周作とサド―『爾も、また』、「書くという事の意味」をめぐる小説)
2 遠藤周作を歴史化する試み(「中間小説」論―書き分けを行う作家;遠藤周作作品と語り手―作家「遠藤周作」の連続性を探る;遠藤周作作品における家族―過去としての子ども、他者としての子ども)
3 カトリックの変容―一九六〇年代の転換(「遠藤周作論」を再構築する;『火山』と『おバカさん』―「啓蒙」する「作家」の誕生;『沈黙』と時代―第二バチカン公会議を視座として)
4 変遷する時代と移りゆく救い―『深い河』の時代(「それぞれ」の救い、「宗教的なるもの」の文学―『深い河』論;遠藤周作と二〇世紀末の宗教状況;遠藤周作と仏教―差異をこえて;大江健三郎『燃え上がる緑の木』論―外を志向する物語、『深い河』との連関)