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[BOOKデータベースより]
『東京の空間人類学』の陣内秀信と、郊外論の第一人者三浦展が組む、新たな東京論。近代の産物である「中央線」を視界から取り去ると、武蔵野・多摩地域の原構造がくっきりと浮かびあがる。古地図を手に、中野、高円寺、阿佐ヶ谷、国分寺・府中、日野を歩く。地形、水、古道、神社、商店街などがチェックポイント。中央線沿線の地形がわかるカラーマップも掲載。楽しくて深い、新・東京の空間人類学。
マップ
[日販商品データベースより]対談 近代以前の東京の原形を探る
第1部 中野・杉並編(新宿〜中野―青梅街道から中央線へ移動した軸;高円寺―前近代の宗教地域から近代軍事都市へ;阿佐ヶ谷―聖域・湧水・古道・河川・釣り堀から読む地域構造)
第2部 多摩編(国分寺〜府中―いにしえの東京を探しに、古代武蔵の中心をめぐる;日野―用水路を軸とした農村、宿場から鉄道中心のベッドタウンへ)
近代の産物である中央線を視界から取り去ってみると、武蔵野、多摩地域の原構造がくっきり浮かびあがり、眠っている古代、中世の要素が見えてくる。東京の隠れた魅力を発見する、新しい東京論へのアプローチ。