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- 文明崩壊 下巻
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滅亡と存続の命運を分けるもの
草思社文庫 ダ1ー4
Collapse.- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2012年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784794219404
[BOOKデータベースより]
人類の歴史には、転げ落ちるように崩壊した社会がある一方、危機に適確に対処し、乗り越えた社会もある。問題解決に成功した社会例として、徳川幕府の育林政策で森林再生を果たした江戸時代の日本、過酷な人口制限で社会のバランスを保つティコピア島等を検証する。さらに現代の危機として、中国やオーストラリアの惨状を分析し、崩壊を免れる道をさぐる。資源、環境、人口、経済格差など複雑化する崩壊の因子を探り、現代人の目指すべき方向を呈示する。
第2部 過去の社会(承前)(存続への二本の道筋)
第3部 現代の社会(アフリカの人口危機―ルワンダの大量虐殺;ひとつの島、ふたつの国民、ふたつの歴史―ドミニカ共和国とハイチ;揺れ動く巨人、中国;搾取されるオーストラリア)
第4部 将来に向けて(社会が破壊的な決断を下すのはなぜか?;大企業と環境―異なる条件、異なる結末;世界はひとつの干拓地)
追記 アンコールの興亡
江戸時代の日本では、乱伐により荒廃した森林環境が徳川幕府の長期視点に立つ
育林政策によって再生し、持続可能な森林管理が実現された。
問題解決に成功した社会と失敗した社会の違いはどこにあるか。
現代中国やオーストラリアの惨状を分析しつつ、崩壊の危機を乗り越える道の可能性を探る。
歴史において個別の社会で発生した勃興・隆盛・崩壊のパターンは、
グローバル化した現代ではまさに全地球規模での危機へと拡大しつつある。
資源問題、環境問題、人口問題に政治闘争や経済格差の問題も含んで、
崩壊への因子はより複雑化している。
だが著者は悲観的ではない。観念論ではなく過去の教訓から学んだ
きわめて現実的かつ建設的な処方箋を提示する。
新たに新章「アンコールの興亡」を加えて待望の文庫化。
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