- 敗者の日本史 6
-
承久の乱と後鳥羽院
吉川弘文館
関幸彦 山本博文
関幸彦
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2012年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784642064521
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[BOOKデータベースより]
鎌倉と京、公武権力構図の転換点とされる承久の乱。治天の君=後鳥羽院が歌に込めた「道ある世」への希求とは何だったのか。諸史料を中心に、協調から武闘路線への道をたどり、隠岐に配流された後鳥羽院のその後にも迫る。
1 承久の記憶(近世の記憶;近代における「承久の記憶」;中世の組み換え;「至尊」と「至強」)
[日販商品データベースより]2 承久の乱の諸相(承久元年―武家の危機;承久二年―深まる危機;承久三年―公武闘諍)
3 敗者たちのそれぞれ(後鳥羽院と至尊たち;公卿たちの周辺;武士たちの周辺)
4 後鳥羽院のその後(隠岐の後鳥羽院;京都と鎌倉のその後;無常の道へ)
“負”からこそ見える歴史がある。「道ある世」をめざした治天の君=後鳥羽院はなぜ敗れたのか。諸史料を中心に、協調から武闘路線への道をたどり、隠岐に配流された後鳥羽院のその後にも迫る。