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- 動員の革命
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ソーシャルメディアは何を変えたのか
中公新書ラクレ 415
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121504159
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- hamachobi
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面白くなくはないんだけど
日本におけるソーシャルメディアブームの火付け役って言ったら言い過ぎかも知れないが、少なくとも現在の日本で著者ほど著名なソーシャルメディア専門家はいない。
そんな著者が書いた本なので期待したんだが...面白くなくはない。
対談が4本含まれているが、モーリー・ロバートソン、宇川直宏、家入一真、中沢新一/いとうせいこうらとのいかにも内輪ウケしそうな楽しげな対談は、非常に楽天的で、楽しめた。
でもこの本の基底に流れる「ソーシャルメディアで社会は変わった」という認識は、どうも違和感がある。
確かに中東の革命でのソーシャルメディアの果たした役割は否定出来ないし、大きいものがあったのかもしれない。
でも、この日本の現実社会で革命的なできごとは、このソーシャルメディアによってもたらされたのかなぁ。
もちろん、東日本大震災のときのソーシャルメディアの果たした役割は決して小さいものではないし、Twitterの存在があってよかったとも思う。
でもそれって「革命」?随分、ナイーブだなぁ。
中国に行ってグレート・ファイアウォールをくぐり抜けて、ダライ・ラマ万歳って叫ぶのがなにか意味があるの?遊んでるだけじゃんって急激に冷めた。
この日本の閉塞的な状況をソーシャルメディアというツールが打破するきっかけになってほしいという願望は理解するし、賛同もするけど、「革命」が起きた、起きつつあるっていうのはちょっと時期尚早な気がする。
[BOOKデータベースより]
あなたは、この革命を体感しているか?ソーシャルメディアはかつてない「動員」の力を発揮している。「アラブの春」、震災復興からビジネス、報道の世界まで、インターネットの枠を越えて現実社会を動かすエンジンとなっている。ソーシャルメディアでジャーナリズムの可能性を模索してきた著者が「情報」の未来を語る。
第1章 ソーシャルメディア×革命―「アラブの春」を起こした真の力とは
[日販商品データベースより]第1章対話編 モーリー・ロバートソン×津田大介―ソーシャルメディアで世界は変わったか
第2章 ソーシャルメディア×情報発信―ムーブメントを起こすために必要なこと
第2章対話編 宇川直宏×津田大介―ソーシャルメディア時代のスーパースターとは
第3章 ソーシャルメディア×震災―東北復興のためにできること
第4章 ソーシャルメディア×未来―新しいマネタイズの方法とは?
第4章対話編 家入一真×津田大介―ソーシャルメディアの力でマネタイズする
特別鼎談 中沢新一×いとうせいこう×津田大介―「動員」で世の中を変えていこう
中東革命、震災復興からビジネス、報道の世界まで、ネットの枠を超え現実世界を動かすエンジンとなったソーシャルメディア。ソーシャルメディアでジャーナリズムの可能性を模索してきた著者が「情報」の未来を語る。