現代国際通貨体制

日本経済評論社
奥田宏司　

• 価格: 5,940円（本体5,400円＋税）
• 発行年月: 2012年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784818821972

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９９０年代末から２０１０年までのドル体制の変容、ユーロ体制の形成と動揺、アジア通貨危機以後の東アジア・通貨為替制度を論じ、現代の国際通貨体制を全面的に解明する。

第１部　アメリカ経常収支赤字のファイナンスとドル体制（アメリカ国際収支構造の変遷；経常赤字の「自動的ファイナンス」論への批判的検討；対米ファイナンスと対外債務・債権の概念上の区分；資本収支の概念上の区分と諸項目の概算値）
第２部　ヨーロッパにおけるユーロの基軸通貨化とユーロ体制（ユーロの基軸通貨化とユーロ体制の成立；ユーロ決済機構の高度化とギリシャ等の危機；ユーロ建貿易の広がりについて；ユーロと諸通貨の間の短資移動の動向）
第３部　ドル体制下の東アジアの通貨・為替制度（アジア通貨危機後の東アジアの国際通貨状況；東アジアの通貨・為替制度とドル、円、人民元）

[日販商品データベースより]

1990年代末から2010年までのドル体制の変容、ユーロ体制の形成と動揺、アジア通貨危機以後の東アジア・通貨為替制度を論じ、現代の国際通貨体制を全面的に解明する。