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[BOOKデータベースより]
科学をめぐるポストモダンの「言説」の一部が「当世流行馬鹿噺」に過ぎないことを示し、欧米で激論をよんだ告発の書。名立たる知識人の著述に見られる科学用語の明白な濫用の数々。人文系と社会科学にとって本当の敵は誰なのか?著者らが目指すのは“サイエンス・ウォーズ”ではなく、科学と人文の間の真の対話である。
1 はじめに
2 ラカン
3 クリステヴァ
4 第一の間奏―科学哲学における認識的相対主義
5 イリガライ
6 ラトゥール
7 第二の間奏―カオスと「ポストモダン科学」
8 ボードリヤール
9 ドゥルーズとガタリ
10 ヴィリリオ
11 ゲーデルの定理と集合論―濫用のいくつかの例
12 エピローグ