この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 浮き世のことは笑うよりほかなし
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2009年03月発売】
- 百間外伝 これくん風到来
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2024年01月発売】
- 松本清張が「砂の器」を書くまで
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2020年01月発売】
- 山本周五郎愛妻日記
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2013年03月発売】
- 大江健三郎とその時代
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2019年09月発売】
[BOOKデータベースより]
日本の自然主義文学が具体的にどういう英訳本に基づいているかを広く紹介。上田敏の「海潮音」の調査はかなり行き届いているが、それ以外自然主義文学のような散文では全く行なわれていない。そうした分野に少しでも参考になればとこの著を刊行(「序」より)。
1 自然主義・私小説の片寄った評価について―「蒲団」論を中心に
[日販商品データベースより]2 自然主義の移入―ゾラ・ナチュラリスム・『維氏美学』
3 花袋とモーパッサン・フローベール・ハウプトマン―山川篤著『花袋・フローベール・モーパッサン』へのささやかな落穂拾い
4 「マダム・ボヴァリー」と英訳本のこと
5 葛西善蔵訳「マダム・ボヴァリー」について
6 THE ODD NUMBERからTHE SECOND ODD NUMBERへ
7 ゾラと荷風・枯川
8 広津和郎とモーパッサン
9 ハウプトマンの「寂しき人々」をめぐって
英訳自然主義文学者を日本に則して紹介。日本の自然主義文学が具体的にどういう英訳本に基づいているかを広く紹介する。書き下ろしの論文を含む9編を収録。翻訳本の貴重な写真も数多く掲載。