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- ゾリ
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下山の時代
戦後の高度経済成長を登山の時代とすると現在は下山の時代というのがこの本の主旨である。山登りでは登山と下山では歩き方やペースが違う。だからこそ、下山には下山なりの歩き方、つまり登山の時とは違う方法で世の中の問題を解決していくべきだと述べられている。
- みょーじん
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何となく感じていたけど、口に出せなかったこと
日本は今、上り坂の時期を終えて、下り坂の時代にいる、というのは皆何となく感じていたことだけど、はっきりとは口に出せなかったことでもある。今までの歴史もその繰り返しだと、そう割り切れば、また道も開かれてくるのかもしれない。問題は、今回の下り坂の傾斜が思ってよりも角度が急かもしれないということか。
[BOOKデータベースより]
どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。すでに半世紀も前に、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。しかし、と著者はここで問う。再生の目標はどこにあるのか。再び世界の経済大国をめざす道はない。敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ、という鮮烈な世界観が展望なき現在に光を当てる。成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想。
いま下山の時代に(下るという大事なプロセス;下山しながら見えるもの ほか)
[日販商品データベースより]下山する人々(法然とフランチェスコ;平安末期に流行した今様 ほか)
いま死と病いを考える(この世で絶対的な真実;病人大国日本の憂鬱 ほか)
大震災のあとで(言葉もなく、おろおろと;下山途中の生き地獄 ほか)
ノスタルジーのすすめ(「時には昔の話を」のとき;古い記憶の再生装置 ほか)
どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ。成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想。