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[BOOKデータベースより]
世界文化遺産に指定されている中華とチベットの狭間・雲南麗江の地に、かつて一大勢力を誇ったナシ族政権が存在した。最盛期にはチベット人居住地域にもその支配は及び、チベット仏教の発展に力を貸した。本書は、ナシ族首領の歴史的動態を、漢文・チベット語史料を駆使して立体的に再現する。中華王朝との関係だけでなく、チベット世界との交渉にも光を当て、これまでとは異なる非漢人政権の姿が浮かび上がる。
第1章 土司制度の歴史的変遷と従来の研究
第2章 『木氏宦譜』『皇明恩綸録』に対する史料批判
第3章 土司の義務から見た木氏土司と明朝との関係
第4章 チベット人居住地域への勢力拡張
第5章 木氏土司とチベット仏教・カルマ派との関係
第6章 麼些居住地域への勢力拡張―雲南永寧府と四川塩井衛への軍事行動
終章 中華世界とチベット世界の狭間で