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[BOOKデータベースより]
世界有数の水産資源を誇る親潮・オホーツク海。この豊かさはどこから来るのか?将来も続くのか?その解明に挑んだ科学者がたどりついたのが、日本で江戸時代から受け継がれてきた“魚附林”という概念だった。
豊穣の海
鉄不足にあえぐ海
国際チームをつくる
フィールドワークを取り巻くさまざまな問題
ひとつの仮説
大気から来る鉄は重要か
アムールリマンの謎
鉄を生み出す湿原
アムール川流域の土地利用変化とその背景
数値モデルが語る鉄の未来
魚附林と巨大魚附林
アムール・オホーツクとコンソーシアムの設立へ
平和環境構築と大学からの挑戦
世界有数の水産資源を誇る親潮・オホーツク海の謎に迫る1冊。アムール・オホーツクプロジェクトの成果をまとめるかたちで、立案から実施にいたる過程をプロジェクトリーダーの立場から記した記録。
[商品紹介]
オホーツク海の秘密とは・・・
世界有数の水産資源を誇るオホーツク海。この豊かさはどこから来て、そして将来も続くのか?その解明に取り組んだ著者がたどり着いた答えは、「魚附林」という沿岸生態系に影響を与える森林にありました。日本では江戸時代から受け継がれているという魚附林による生態系への働きかけを紹介します。自然との共生、という何度となく聞いた言葉はこういうことなのか・・・と思ってしまいます。