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- 転落の歴史に何を見るか 増補
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2011年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480428264
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[BOOKデータベースより]
1905年の奉天会戦から1939年のノモンハン事件に至る34年間は、国家改造計画から共産主義思想まで、日本が内発的な改革に呻吟した時代だった。しかし、結局、軍部の専制を防げず、未曾有の敗戦という結末を迎えることになる。日本の自己改革はなぜ失敗したのだろうか。官僚から政治家となった著者が自らの体験を振り返り、近代史との様々な対話の中から、その原因を追究する。
第1章 二〇世紀前半の日本への旅の準備
第2章 奉天からノモンハンへ
第3章 現在への視座
あとがき―旅を終えて
日本軍の情報マネジメント、そして「現在」
原敬―ジェネラリストの巨星
「生真面目な昭和」から何を学ぶか(対談/福田和也)
日露戦争後の日本、バブル後のニッポン(鼎談/秦郁彦・寺島実郎)