- 岡藩
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「荒城の月」旋律と京風町並み。中川氏が選択した豊饒の地は見事に華開く。
シリーズ藩物語
現代書館
村上貞徳
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2011年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784768471258
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[BOOKデータベースより]
「荒城の月」旋律と京風町並み。中川氏が選択した豊饒の地は見事に華開く。海内三嶮城の最上と称された岡城。十二代にわたり改易もなく、農・林・鉱・川漁で豊かに栄え、藩校・由学館で人材育成、『豊後国志』「三宅山御鹿狩絵巻」や田能村竹田などの文化が光る。
第1章 中川氏と不落の名城岡城―戦国期を伸し上がった中川氏は、熟慮の末、豊後・岡の地を選択。(岡藩太祖・清秀の登場;清秀の討死と秀政の死 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 藩政の基礎づくり―合議制重視の三代久清は諸法を制定、領内支配のため千石庄屋を設置。(諸藩法と体制の整備;農村支配と千石庄屋 ほか)
第3章 商高農低の産業―井路を整備し新田開発・殖産興業を進めた岡藩の礎は山林にあり。(農業を取り巻く環境;殖産と新田開発 ほか)
第4章 教育の充実と花開く文化―八代藩主久貞が整えた教育環境から田能村竹田などの多彩な文化人が輩出。(人材育成の拠点・藩校;『豊後国志』編纂と田能村竹田 ほか)
第5章 改革に一揆、そして幕末―枯渇する藩庫が招いた領内不安。幕末には討幕・佐幕両派に出兵。(相次ぐ災害と財政再建;新法による圧制が招いた“文化大一揆” ほか)
海内三嶮城の最上と称された岡城。12代にわたり改易もなく農・林・鉱・川漁で豊かに栄え、藩校・由学館で人材育成、「三宅山御鹿狩絵巻」や田能村竹田などの文化が光る、岡藩。その消滅と新時代の到来までを描く。