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- 正しいパンツのたたみ方
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新しい家庭科勉強法
岩波ジュニア新書 674
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2011年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784005006748
[BOOKデータベースより]
家庭科は、自分の暮らしを自分で整える力だけでなく、この社会の中で他者とともに生きていく力を育ててくれる教科だと実感した著者は、自ら専任教員となる。ご飯の作り方、お金とのつきあい方、時間の使い方など自立にあたってどんな知識が必要か、10代の暮らしに沿って具体的にアドバイスする。
序章 家庭科を学ぶ意味(バンツのたたみ方に悩む男性に温かいアドバイスを;お互いの違いを知る教科 ほか)
1章 いま、生きているワタシ(目指せ!弁当高校生;さわやかな朝の目覚めのために ほか)
2章 家族の中で生きる(家族って誰のこと?;家族のかたち ほか)
3章 社会の中で生きている(働くということ;何のために働きますか ほか)
終章 ゆたかに生きるためのスキル(あなたの遊びはどのレベル?;DVフリーの恋愛関係 ほか)
家庭科は、自分の暮らしを自分で整える力だけでなく、この社会の中で他者とともに生きていく力を育ててくれる。家庭科を通して、どんな知識や技術が自立にあたって必要か、10代の生活に沿ってアドバイスする。
以前読んでこの本すごいと思い、中高生に読んでほしい新書のリストがあれば、これは入れたいと思った一冊でもある。
再読してみて思ったことは、今の家庭科はひと昔前の家庭科とは取り扱う範囲が驚くほど広くなっていることだ。
以前は調理や裁縫ぐらいだったものが、今では家計や消費者トラブル、DVに至るまで。
社会で問題となって取り上げられるようなものまでを学ぶ。副教科として中高ではどちらかというと、日の目を見ることがない教科だけれど、大人として自立していきていくためには、知っていた方が良いし、実技もできた方が良い。
教科書を処分する時、家庭科だけは取っておいた方が良いと思える。
タイトルになっている「パンツのたたみ方」を例にとるまでもなく、家庭科における課題は、正解は一つではないように思う。実学であり、クリエイティブな科目であるということを再読して感じた。(はなびやさん 50代・愛知県 男の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】