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[BOOKデータベースより]
世界中、どこにでも100人にひとりいるという吃音者。社会参加もままならず、対人恐怖からひきこもりやうつを併発する人も多い。自身、幼少期から吃音に悩み、電話も外出も嫌い、友達もできなかった。誰にも相談できず「それなら自分で治す方法を見つけよう」と猛勉強の末に医学部へ。それから12年、今も吃音とつきあいながら、日本でただひとりの専門医として吃音という劣等感に苛まれた人へ贈る、心強く温かいメッセージ。
まえがき 「どもっていてもいいんだよ。」
[日販商品データベースより]第1章 最初の自覚―幼稚園〜小学校時代
第2章「死」を考える―中学〜高校時代
第3章 深い懊悩―予備校、大学1〜2年生
第4章 転機―大学3年生〜国家試験
第5章 夢を描いて―医師になり、そして家族を築く
ゲストを迎えて 「どもることに悩んでもいいと思う。僕ら言語聴覚士は、その悩んでいる人の幸せのために、手助けをしたいから」(国立障害者リハビリテーションセンター学院、言語聴覚学科教官、言語聴覚士・坂田善政氏)(セルフヘルプグループで学んだこと;吃音のある人に伝えたいこと;周囲に望むこと)
脳出血からの生還―あとがきに代えて
世界中、どこにでも100人にひとりいるという吃音者。自身も幼少の頃から吃音に苦しみ、ひとりで抱えた心の傷と信じ続けた未来とは。吃音外来医師として活躍する著者が現在までを綴ったエッセイ。